ことん d i a r y

卵巣がんの治療とその後の生活

大学病院へ 4

 

2か月ぶりの画像検査の後は婦人科の診察も入っており,すぐに検査結果を確認する流れとなりました。

 

正直なところ内心は「もし状態がかなり改善されていれば暫くは手術を受けずに済むかも」という希望を捨てきれずにいたのですが . .

 

残念ながら結果は望ましいものではありませんでした。

 

 

前回の検査画像でぼんやりと写っていた右卵巣腫瘍の充実性部分が今回の検査ではより濃く写っており,悪性の疑いが強まったとのこと(腫瘍全体の大きさには変化がありませんでした)。

 

充実性部分の正体が血液の塊(良性)等である可能性も一応否定はできないけれど,現段階で悪性の疑いが出ている以上少なくとも右卵巣に関しては一度開腹にて摘出し,組織診断する必要があるということでした。

 

※ 卵巣はお腹の奥深くに存在しているため術前生検ができず,また悪性の場合腹腔鏡手術を行うことによってがん細胞が腹腔内に広がってしまうおそれもあることから,悪性の疑いがある以上は開腹にて卵巣腫瘍等を摘出する必要があるとのことでした。