ことん d i a r y

卵巣がんの治療とその後の生活

大学病院へ 2

 

さて . . 大学病院の初診には「怖いけれど,手術をすることはおそらくほぼ確定」という心持ちで臨みました。

 

ところが実際に婦人科の診察(問診やエコー検査・クリニックから送られた画像データの確認等)を受けてみると,

 

・ 画像に写る腫瘍の充実性部分が薄く不明瞭で,明確に悪性とは言えない

・ 年齢的にも卵巣がんに罹患している確率はかなり低い

 

等の理由から,手術をするのはもう少し経過を見てからにしてはどうかという提案がなされたのでした。

 

 

これはとても意外な提案でしたが,とにかく手術が怖かった私にとってはある意味希望の持てる ? 言葉でもありました。

 

 

具体的にどのようにして経過を見るかというと . . 子宮内膜症の治療薬をひとまず2か月程度服用し,その結果「充実性部分の肥大が止まったり,縮小したりするようであれば良性と言えなくもない」。

反対に「薬を服用しているにも関わらず大きくなっていくようであれば,悪性の可能性がいよいよ高くなる」ということでした。

 

 

全く予想外の展開ではありましたが,とりあえずは様子見できることになって一安心 . . ということで,子宮内膜症治療薬のジエノゲストというお薬を約2か月分処方していただいてその日は帰宅することとなりました。